ワインのススメ

ワインブログ。美味しいおすすめワインとソムリエ試験の知識まとめていきます。Twitter,Instagramも同時に更新します

NZワイナリー旅行記 【マーティンボロ>ワイララパ】

お久しぶりです。

2日に1記事投稿を目指していますが…

一度ペースが崩れると更新がまちまちになってしまうのが最近の悩みデス_(._.)_

 

コロナショックで国内外大変なことになっていますね。

 

幸運なことに、ギリギリで!!

3月の頭に予定通りNZワイナリー旅行に行けました!!!

 

その旅行記をしばらく投稿していきたいと思います!

 

ニュージーランドワイン

ニュージーランドワインと聞くとどのようなイメージが浮かびますか??

 

ソーヴィニヨンブラン!

割と高級!

地名が意味不明!

 

とかでしょうか。

日本にあまり輸入されていないため、飲む機会のない部類に属すると思います。

 

私もオーストラリアワインと比較して断然購入する本数が少ないので、

よく知らない産地の一つでした。

 

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ニュージーランドはご存じの通り、オーストラリアのさらに南に位置します。

日本からは飛行機で10時間程度。

意外と遠いです。

 

意外な点としてはこの地図からも分かるように、南極に割と近い。

そのためオーロラがみえたり、ペンギンがいたりと他の国にない自然が豊富です。

 

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気候は海洋性気候であり、セントラルオタゴのみ大陸性気候です。

現地での体感では、(3月上旬)昼は半袖が欲しいくらい熱いけれど、

朝晩はコートが必要なくらい寒い。

 

朝起きて何着て外出すればいいか悩ましい…

日中の温度差が半端ないです。

 

造られている品種としては、ソーヴィニヨンブラン、シャルドネピノノワールピノグリ、リースリングメルローカベルネソーヴィニヨンなどなど割と何でも作っている印象。

 

日本ではニュージーランド=ソーヴィニヨンブランの方程式をソムリエ試験勉強中に叩き込まれるので、そのバラエティーの多さに驚きます。

 

ニュージーランド概要はこのくらいにして、本題のワイララパに移りましょう!

 

マーティンボロ>ワイララパ

ワイパラではなくワイララパ。

ワイパラは南島で、ワイララパは北島に位置します。

 

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そのワイララパのなかでも特にマーティンボロを今回訪れました。

行き方としては、ウェリントンから電車とバスを乗り継ぐ感じ

 

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マーティンボロというと、

あの有名なアタランギやパリサーエステイトなどなど素晴らしいワイナリーの宝庫です。

 

ソムリエ試験の勉強で覚えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

しかし!!!!!

 

実際着いてみると、あまりの田舎っぷりに驚きます(笑)

 

今まで訪れたワイナリーもド田舎にあることが多かったのですが、

駅もこれが駅!?って感じですし、 バスも1日に2本しか来ない(笑)

 

1時間歩けば端から端まで行けるんじゃない(笑)?って感じのこじんまりした町でした。

 

シューベルトワイン

ワイナリー観光以外ほんとなんもないじゃない?!って感じの町。

ということで早速ワイナリー巡りを始めます。

 

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まず初めに訪れたのは、シューベルトワイン

こちらはドイツ人の家族が経営しているワイナリー。

 

アタ・ランギのお隣に位置します。

 

あのクスダワインとも関係のあるワイナリーで、ニュージーランドで最も注目されるワイナリーの一つに挙げられています。

 

特にピノノワールに力を入れており、その実力は世界でも認められているようです。

 

予約なしにテイスティングが可能で、

私が行ったときはたくさんの方がテラス席で楽しそうに試飲していました。

 

余談ですが、こちらにアジア料理のオープンカーが停まっていて、

タイ人??のおかあさんが美味しい料理を提供してくれます。

 

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パッタイめちゃくちゃ美味しかった!!!

シューベルトのロゼなんかと一緒にいかがでしょうか??

 

テイスティングでは、約7種類ほど試飲させていただきました。

日本ではあまり聞くことの無いワイナリーですが、素晴らしいワインでした!

 

滞在した宿や、その宿にいた他のお客様、そしてドイツの知り合いのワインメーカーの方などなどみなさん絶賛していました。

現地ではとても評価されているワイナリーのようです。

 

生産している品種としては、ピノノワールリースリングなどに加え、ミュラートゥルガオなどNZでは珍しいドイツ品種も。

 

とても興味深い…!

 

すべて美味しかったのですが、特に美味しかったのはピノノワールとロゼ!

 

ここだけでなく、他のワイナリーでもそうなのですが、ワインを購入すると、テイスティングの15ドルが無料になる制度でした。

なのでどうしてもワインが買いたくなってしまいます(笑)

 

アタ・ランギ

ニュージーランドワインの中で最も有名なワイナリーの一つ。

 

このワイナリーには面白い逸話があります。

 

ある乗客がフランスからロマネ・コンティの苗木を持ち帰ったのですが、

検疫で引っかかり取り上げられてしまいます。

しかしその検疫官であったエイベル氏がこの苗木はすごいゾ!ということで自分の畑(アタ・ランギ)に植えました。

 

つまりアタ・ランギのピノにはロマネ・コンティの苗木からの物が含まれているということです!

大変興味深いですね。

 

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こちらのテイスティング予約必須

日や時間によっては貸し切り状態の事もあるそうですが、私の時はニュージーランド人とオーストラリア人の方と5人で行いました。

 

まず畑を回り、上記したようなブドウの苗に関してや、育て方に関して詳しく説明してくれます。

こちらからの質問も快くその都度聞いていただけました。

 

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畑では、ピノノワールのブドウを食べさせてくれます。

渋みはありますが、甘くてとても美味しい。

 

その後テイスティングルームにて試飲が行われます。

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今回の試飲はこちら!

 

とてもきれいで清潔なテイスティングルームにてじっくりと試飲を楽しめます。

 

地図やそれぞれの商品の詳細がプリントで配られ、詳しく説明してくれます。

量もたっぷり注いでくれる!ので全部飲み切れませんでした。


アタランギのワインはとても秀逸に作られていて、果実味、酸味、タンニン、樽のバランスが素晴らしい。

 

ニューワールドというと、アメリカワインのような力強いワインをイメージしますが、

NZのワインはどれもそうしたイメージとは異なっていました。

どちらかというと旧世界に近いような特徴を持っています。

実際、現地でお会いしたNZ人の方に聞くと、アメリカやオーストラリアのような濃いワインは好きじゃないと答える方が多かったです。

 

ニューワールドと一括りにしていましたが、NZのその特徴には意外で良い意味で驚きました。

 

アタ・ランギで作られている品種は、ピノノワールピノグリ、リースリングシャルドネ、そしてシラー

シラーってちょっと驚きですよね!

 

シラーに関しては実験的にいろいろと試行錯誤されているようで、

畑の土にプラスティック?のようなきらきらしたものをまくことで、

太陽光の反射を活かし、ローヌ地方のような環境を作り出しているそうです。

 

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この写真ではちょっと分かりにくいのですが、緑の藻のようなものがこのきらきらした素材です。

触ってみるとさらさらしていて、確かに太陽光を反射して光っています。

 



 ポーターズピノ

こちらは実はテイスティングを受け付けていないワイナリーです。

また今回訪れたワイナリーの中で唯一日本に上陸していないワイン。

 

パリサーエステイトから1分もあるかという場所に位置しています。

 

たまたま宿泊していた宿でこちらのオーナーに出会い、

明日来いよ!と幸運にも誘っていただきました!

 

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オーナーさんの本業が弁護士のため、とても小さなワイナリーで少量生産を行っています。

名前の通りピノノワールピノグリしか栽培していません。

 

まず一通り畑を見せていただき、ピノノワールピノグリを試食させていただきました。

 

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ピノ・グリ

 

そのあとなんと!

 

熟成中の樽からスポイトでグラスに注いで頂き、テイスティング!!!

しかも新樽・旧樽・長期熟成の3種類を試飲させていただき、その違いを知ることができました!

 

こんな経験初めてです!!

 

まずはまだまだ初期熟成中の新樽ちゃん

ピチピチ、シュワシュワしていて、樽の香りが強いからかとてもパワフルに感じます。

とにかく若くて、ピノのかわいらしさと樽の力強さを感じました。

 

そのあとこちらもまだ初期熟成中の旧樽ちゃん

こちらもピチピチしていますが、新樽と違い穏やかで静かな印象

新樽と旧樽の違いは理解していましたが、実際体験したのは初めてです!

 

最後に既にもう2年ほど熟成しているワインをいただきました。

こちらはとても複雑で、すごくエレガント。香りが先の二つと全く異なります。

言うならば、少し力強いシャンボールミュジニーというところでしょうか。

 

じっさいオーナーさんはシャンボールミュジニーを目指してワインづくりを行っているそうです。

 

パリサー・エステイト

最後に訪れたのは、パリサーエステート。

今回言ったワイナリーの中では一番大きい?ような気がしました。

 

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こんな素敵なバーカウンターでテイスティングが行えます。

レストランも併設されており、そちらで食事と一緒に楽しむことも可能です。

 

こちらのワインはまずエチケットがとても素敵!

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 アタ・ランギに負けず劣らずとても美味しいワインです。

その後醸造所を見せてもらうことができました。

 

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驚くほど多くの樽!!!

こんな大きな貯蔵庫は初めて見ました!

 

どれも素晴らしく美味しかったのですが、

こちらではシャルドネピノノワールが特に印象に残りました。

 

バーカウンターにて軽くテイスティングした後、レストランでテイスティングできなかったワインと一緒に料理を頼むのもいいのではないでしょうか!

 

宿泊したところ

マーティンボロで訪れたワイナリーは以上ですが、

滞在したお宿が素晴らしかったので、こちらも紹介したいと思います!!!

 

prodigal-daughter-gourmet-lodge.business.site

 

こちらはレイチェルさんという女性が一人で切り盛りしている宿。

感覚としては、普通の家に民宿している感じ。

 

とにかくレイチェルが親切で優しく、そのおもてなしが旅疲れを癒してくれます。

 

お庭がとてもきれいで、猫ちゃんが2匹、ワンちゃんが1匹楽しそうに遊んでいます。

 

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初めは宿で食事をするつもりはなかったのですが、

到着時に素晴らしいいい香りが部屋まで漂ってきていて、夕飯お願いしようかなということになりました。

 

これがナイス選択だった!!!

 

実はレイチェルさんはヨーロッパなどでシェフとして働いていた方で、

庭で作った野菜やハーブから作り出されるフルコースは本当に最高です。

 

マーティンボロの地元ワインと共に楽しめます!

 

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私が滞在した時は、たまたま他に日本人のお客様がいて、その方もワイン好きだったのでとても話が盛り上がりました。

 

また、先ほどのポーターズピノのオーナーも途中で夕食に参加し、彼の面白いジョークが楽しかったです(笑)

 

なんというか、まるでホームステイしているかのようなアットホームな雰囲気でとても心が癒されました!

さらに、晴れている日は星がとってもきれいです!!

 

是非マーティンボロに行く際はこちらの宿を訪れてみてください!

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甲州スパークリングの特徴!

日本ワインの可能性

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みなさんは日本ワイン飲まれますか??

 

私は最近まであまり飲んでませんでした。

というか、あまり興味も示しておりませんでした。。 (ごめんね_(._.)_)

 

日本ワインはなんというか独特の香りと風味があって、

好き嫌い分かれそうなイメージがありました。

 

特にちょっと甘すぎたり、苦みがあったり、薄い?感じがあったり。

そしてその割に値段が高いイメージもありました。

日本ワインはまだまだだなと勝手に思っていたのです。

 

しかし!!!

 

実は最近日本ワインに触れる機会が幾度かありまして。

例えば業界者向けの試飲会や、先週行われていた新宿伊勢丹のワインフェアで日本ワインが多々出展されていました。

 

タダだし飲んでみようかなー程度でブースによったら・・・

 

驚き桃の木山椒の木!!!!!

 

あれ?!?!?

めっちゃうまいじゃん??!

海外ワインも驚きな洗練されたワインが多々ありました!

 

でも値段高いんでしょ??ってきいたら

¥1000、¥2000台のものがいくつもありました。

 

こんなに素晴らしい洗練された奇麗なワインが日本にもあるなんて!

 

今までの自分の傲慢さ、至らなさを後悔したのでした。

 

そこで!!!

 

私は日本ワインをもっと開拓して、広めていけたらいいなと思いました。

日本ワインがもっと気軽に消費されるようになったらとても素敵だと思います。

 

ということで、これからは海外ワインだけでなく、日本ワインにも注目してその可能性を弱小ブログながら(笑)

みなさんにお伝えしていければと思います!

 

甲州スパークリング

前置きが長ーくなりましたが(笑)

今回のワインはこちら!

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【黄金の丘 スパークリング山梨】 ¥1700(税抜き)

 

こちらはシャトー勝沼伊勢丹がコラボした商品です。

そのためか、楽天やアマゾンで探しても見つかりませんでした。

 

山梨の甲州ブドウ100%で作られたスパークリング。

 

新宿伊勢丹のワインフェアでたまたま通りがかりに頂き、その美味しさに驚き購入してしまった一本!

 

調べてみると、伊勢丹で売れているワインのランキング1位に輝いています。

海外ワインを抑えての1位!

素晴らしいですね。

 

mi-journey.jp

 

 甲州の特徴:

 

甲州を使ったワインは淡い色でなんとも控えめな印象

 

そんな印象とは裏腹に、実はブドウとしてはグリ系に所属しています。

葡萄が薄い藤色をしているということですね。

 

主にフレッシュで軽やかな白ワインに仕立て上げられます。

特徴的なアロマとしては吟醸香があげられます。

これは、グラスを回してよく嗅ぐと何となく日本酒のような香りがするということです。

 

ソムリエ試験の二次試験にも時々登場する甲州

これロワールのミュスカと間違えがちなんですね。

 

甲州はミュスカとよく並べられます。

どちらも淡い色合いで、なんとなく控えめな特徴が似ているように感じられます。

 

ミュスカはシュールリーという、澱と接触させることで味わいを深める手法がしばしば取られていますが、甲州も同様にこの手法が行われています。

 

ボトルをよく観察すると、シュールリーって書いてあったりしますよ!

 

 

 

 さて、味わいはこんな感じ。

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印象としてはカヴァのような感じ。
爽やかで細かいことは気にせず、楽しくグイグイ飲める感じ。

 

キリッとしていて飲みやすい

そして口当たりもいい

 

シャンパンのように単独で感慨にふけりながら飲むスパークリングというよりは、

グビグビ料理とあわせて飲もう!!という感じのワインですね。

 

THE 庶民派のすばらしいワインです!

 

スッキリしていて、確かに甲州らしい独特の香りが若干感じられますが、料理と合わせると最高です!

 

泡もそんじょそこらのスパークリングよりも奇麗!

 

マリアージュ

日本料理なら何でも合うんじゃない??

って感じです。

 

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投げやりな説明で申し訳ございません(笑)

でも、ほんと刺身にも、カキフライにも、肉じゃがなんかにも何でも合いそう!

 

自宅で作る家庭料理に常に寄り添ってくれそうな素晴らしいスパークリングだと思います。

 

是非伊勢丹で見つけたら購入してみて下さい!

ハウスワインとしてとてもオススメです!

 

 

スペイン品種 ボバルの特徴

ボバル

みなさん、スペインの黒ブドウ品種、ボバルをご存じでしょうか?

 

実はテンプラリーニョに次ぐ第2の栽培面積をほこります。

 

テンプラリーニョと違い、そのほとんどは中海沿岸のバレンシア州

主にウティエルレケーナで生産されています。

 

 

 

バレンシア

 

地中海に面した地域です。

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*ウティエルレッッケーナ

 

バレンシアよりも若干内陸に位置します。

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ボバルはこの地の古代品種であり、最近の研究から紀元前5世紀にはもう栽培されていたことが分かっています。

 

紀元前5世紀というと、日本は縄文時代から弥生時代に移行する時期です。。

こんな昔から!!

続いている品種なのですね!

 

ボバルワインの特徴としては、

その濃厚な色合い。

さらに赤い果実や豊富な酸とタンニンが特徴です

 

 

今回のワイン

 

【セパス・ヴィエハス・ボバル】¥2640

 

なんと平均樹齢70年の古木からできたワイン。

こちらのワインもウティエルレケーナ産。

 

特徴的なボトルと素敵なエチケットが目を引きます。

プレゼントやワインパーティーとして最適なのではないでしょうか?

 

 

ウティエルレケーナ

ウティエルレケーナバレンシアからほど近い産地。(上記の地図参照)

 

ここで作られるワインの80%がボバルからできています。

 

土壌は色が濃く、石灰含有量が高く、浸透性があり、有機物が少ないことが特徴。

 

気候は大陸性気候です。

大陸性気候とは、暑くて乾燥した夏が長く続き、冬は寒冷な気候をさします。

 

またスペインのブドウ産地としては特に厳しい気候を持つ地として知られています。

夏は気温が40℃にも上り、干ばつになります。

反対に冬は-10℃にも下がり、霜と雹の被害を受けます。

 

こんなところじゃ、ワインづくりもさぞ大変でしょう…Σ(・□・;)

 

 

味わい

 

ボバルの特徴に挙げられていたように、とても濃い色合いです。

 

樽が効いており、木材の陰性な印象が感じ取れます。

 

ボバルの特徴として赤系果実が挙げられていましたが、

このワインからは黒系果実

すなわちカシスブルーベリーのジューシーな味わいが感じられました。

 

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樽の効いたジューシーなフルボディというとボルドーやイタリアのサンジョヴェーゼが挙げられますが、それらとは違いやはりスペインらしい!!

(なんか説明できないけど(笑))

 

 

マリアージュ

濃いいスペインワインを飲むと、がっつりたくさん食べたくなっちゃいます(笑)

 

私自身はミートソースパスタと合わせて飲みましたが、オイルをたくさん使った濃いめの料理なら何でも合うと思います!

 

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カラフルでガッツリ食べれるスペイン料理が食べたくなってしまう、そんな食欲そそるワインです!

 

土着品種のお勉強だけでなく、食卓を明るくしてくれるワイン。

是非一度試してみてください!

 

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若者のワイン購買意欲を調査してみた!第2弾!!

ワインたくさん飲まれてますか??

みなさんはワインをよく飲まれますか??

 

このブログにリーチしてくださるほどなので、

相当飲んでいらっしゃるかと推測します(笑)

 

以前個人的に行った調査、「日本の若者はワインに対してどう思ってる??」

の第2弾!として、

「外国の若者はワインに対してどう思ってる??」

を今回調査しました!

 

前回の日本人の結果と比較して、その傾向を分析してみたいと思います♪

 

まだ第1弾をチェックしていない方ははこちらから!

corinth.hatenablog.com

 

海外の若者のワインへの印象

予想:

私の印象として、ヨーロッパなど海外の方がワインが文化に根付いているイメージがあります。

 

そのため日本人の結果と比較して、より購入する機会、飲む機会、そしてワインに関して情報を得る機会が多いのではないかと推測しました。

 

もしこの仮説が検証されれば、日本もワインを文化に根付かせることでもっとワインが広まる可能性が検討されます。

 

そんな期待を胸に(笑)

今回の調査を始めました!

 

集計方法:

 

今回もSurvey Monkeyというアンケートサイトを使用して集計しました。

 

このアンケートはURLの形でランダムにSNS上に散布しました。

(私の知っているコミュニティがドイツ系の物が多かったので、ドイツ語圏の方の回答が多くなりました。)

 

回答してくださったのは、56名。前回の日本人の調査が64名です。

 

 

 

答えてもらった質問:

質問は全て10問あります。ほとんどが日本人に行った質問と同様です。

以下がその質問です。

 

1.年齢 (20代、30代、40代、50代、60代以上)

 

2.国籍 (自分で記入してもらった)

 

3.性別 (男・女)

 

4.どのくらいの頻度で飲むか 

  (全く飲まない・年に数回・月に数回・週に数回・毎日)

 

5.ワインに対するイメージ (ネガティブ・ポジティブ)

 

6.ワインに対してどれくらい支払えるか

   (10ユーロ以下・10-20ユーロ・20-30ユーロ・30-50ユーロ・50ユーロ以上)

 

7.どのくらいの頻度でワインを購入するか

   (購入したことはない・年に数回・月に数回・週に数回・それ以上)

 

8.どこでワインを購入しますか

   (購入しない・ネットショップ・ワインショップ・スーパー)

 

9.どのくらいワインについての知識がありますか。知識を得る機会がありましたか。

   (資格あり・資格はないが高度な知識を持つ・十分な知識を持つ・知識はない)

   (知識を得る機会があった・知識を得る機会はなかった)

 

10.適当と思う文を選んでください

   (ワインは芸術である・ワインは裕福な人の飲み物だ・機会があればもっとワイ

    ンについて知りたい、知識を増やしたい・ワインが大好きと言われるとネガテ

    ィブな印象を持つ・ワインを積極的に購入していきたい・ワインは難しい飲み

    物だ)

 

 

結果:

 

1.年齢

 

今回の調査では20~30代の方が多い傾向でした。

第1弾の日本人の調査と同様に、若者の購買意欲の調査ということになりそうです。

 

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2.国籍

 

上記したように、ドイツ語圏の方の回答が圧倒的に多い傾向です。

その他の中には、アメリカ人やエクアドル人、中国人などの国籍の方がいらっしゃいました。

 

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3.性別

 

第1弾、日本人の調査の際は女性が圧倒的に多かったのですが、今回は男性もたくさん答えてくださりました。

よいデータが取れたと勝手に喜んでおります。(笑)

 

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4.飲む頻度

 

年に数回という意見が圧倒的に多い傾向にありました。

下のグラフが日本人の調査のグラフです。

 

グラフの形は似ていますが、週に数回飲む方の割合が日本ではより多くなっています。

海外の方の方がワインを飲むイメージがあったのでこれは少し驚きです。

 

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5.ワインに対する印象

 

ポジティブに捉えている方が大半でした。

嬉しいことですね。

これは日本人のグラフとほとんど同じ傾向を示しています。

 

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6.ワインに出せる金額の上限

 

この結果は日本人の結果と全く異なりました。

 

ワインに出せる上限は10€以下という声が圧倒的でした。

10€というと、この記事を書いた日のレートでは1210円です。

 

1210円以下のワインでクオリティもそこそこのものなんて日本にはあまりないですよね。

 

その次に多かった10~20€も1210円から2420円の間ということで、日本人の感覚とは少し異なっています。

 

やはり海外の方が安く美味しいワインを手に入れられる環境にあるのでしょう。

 

 

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7.購入頻度

 

購入頻度も日本と似たような結果になりました。

すなわち年に数回しか購入しないということです。

 

これは私としては予想外。

 

海外の方も意外にワインを買わないのですね。

日本では週に数回購入するという方がいませんでしたが、海外ではそうした回答も見られました。

 

 

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8.購入手段

 

購入手段も日本の結果と同じ傾向になりました。

ほとんどの方がスーパーで購入しているようです。

 

*海外バージョンでコンビニを選択肢に入れなかったのは、コンビニがない国もあるからです。

 

 

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8.知識の有無

 

これも日本と同じような結果になりました。

知識がないと答え方が大半ですが、十分な知識ありと答える方も2番目に多いです。

 

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日本での調査の差異は項目に入れなかったのですが、今回、ワインを学ぶ機会があったかどうかも調査しました。

 

ここで学ぶ機会とは、学校や書籍、親から教わった経験を指します。

 

日本の調査で聞かなかったのは、日本の若者がワインを学ぶ機会がほとんどないと考えていたからです。

 

海外ではワインについて学ぶ機会があったと答える方が多い傾向にありました。

 

ワインが文化として生活に根付いているからなのでしょうか。

日本とは違う、興味深い結果です。

 

 

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10.適当だと思う文章を選んでください

 

こちらも日本と変わらない傾向を示しましたが、

ワインを芸術だと思う人、そしてワインについてもっと知りたいと思う人が日本より多い結果となりました。

 

 

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考察!!

私の予想では、日本人消費者と海外の消費者とで購買意欲に大きな違いが出るのではないかと考えていました。

 

しかし!!!

 

予想は裏切られ、両者とも同じような傾向にあることが分かりました。

 

1つだけ異なったのは、海外の方のほうがワインに対して払う金額が低いことです。

これはそもそもワインの値段が海外の方が圧倒的に安いからだと思われます。

 

今回の調査にはいくつか欠陥もありました。

たとえば、国籍を書いてもらいましたが、今現在住んでいる国が違う可能性が挙げられます。

 

また、日本人にもワインを勉強する機会があるかどうか質問すべきでした。

ワインに対する知識量が海外と日本とでそれほど変化がみられなかったからです。

 

さらにワインをどのようなシチュエーションで飲んでいるのかもさらに調査をすべきだと思います。

 

いかがでしたでしょうか??

一般の食卓により美味しくてクオリティの高いワインを供給するには、

やはりスーパーの存在が欠かせないようですね。

 

スーパーにおいてあるワインはだいたいどこでも変わらないように感じます。

そして決してクオリティが高いものだけでないと思います。

 

これからはスーパーに安くて美味しいワインをどんどん供給し、

豊かなワイン生活を送る人を増やす必要があると思いました!

 

最後に、アンケートに参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!!

 

 

 

ピノ・ビアンコの特徴 @アルトアディジェ

ヴァイスブルグンダー

みなさんは普段、どんな品種のワインを飲むことが多いですか??

 

私はドイツワインが大好きで、そのためドイツ系品種を飲むことが多いです。

 

ドイツ系品種の中でもヴァイスブルグンダーは日本ではあまり飲まれていないのではないでしょうか??(勝手な推測)

 

ヴァイスブルグンダーとはすなわちピノ・ブラン、イタリアではピノ・ブランコです。

ピノ・ブランと言われたら、「あー、アルザスのあれね!」

って感じになりますよね。

 

それでもやっぱり、ヴァイスブルグンダーってイメージしにくい品種のような気がします。

 

というのも、ゲヴリュツトラミネールやリースリングと異なり、あまりこれといった特徴がない。。。

 

ヴァイスブルグンダーは品種の特徴というよりも、

テロワールや造り方が特徴として出てくる品種のように思えます。

 

ドイツのヴァイスブルグンダーは、しっかりしたボディーと果実味が特徴ですが、

イタリア>アルトアディジェのは一体どんな特徴を持つのでしょうか???

 

たまたま店で見かけたため購入してみました!

シュルトハウザー ピノビアンコ】

                      参考価格¥3100

 

 

アルト・アディジェ

アルトアディジェは、イタリア最北の州

オーストリアと国境を接するような位置にあります。

 

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オーストリアと国境を接するため、ドイツ語も話されています。

名前も何となくドイツ語っぽいですよね??

 

赤・白・ロゼすべて生産可能ですが、

白ワインの生産が72%と、イタリアを代表する白ワイン産地です。

 

スイスやオーストリア南部に近いということから想像できるように、この地域は

とても山がち。

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土壌は石灰質土壌が主です。

スイスやオーストリアのように山がちでありながら、

イタリアらしい地中海性気候であるという、ちょっと変わった州です!

 

品種は、土着品種(スキアーヴァ、ラグレイン、テロルデゴなどなど)や、

シャルドネピノ・ブランコです。

 

今回のワイン

ピノ・ビアンコは現地では、気軽に飲める白ワインという感じの立ち位置だそうです。

 

しかし!!

 

今回飲んだピノブランコは、2014年ヴィンテージ。

既に6年も熟成しているのです!!

楽天市場で買えるものは2018年ヴィンテージでした)

 

白ワインで6年て大丈夫なの・・・??

とちょっと不安でしたがとても美味しかったです!

 

現地で高い評価を得ている方が、シュルトハウザー地区のブドウのみを選りすぐり作っているのだとか。

気軽に飲むワインというよりは、大分プレミアムなワインということですね。

 

味わい

驚いたのはその色合い。

麦藁のような、黄金色をしていました。

 

香りもとてもやさしくて落ち着く感じ。

色・香り・味わい全てにおいて包容力のある白ワインです。

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口に含むと、シャルドネのようなとろりとした滑らかさ、柔らかい舌触りをまず感じます。

こんなに厚みがあるなんて!驚きです。

 

酸は穏やかで滑らか。

リンゴの蜜の部分のような美味しくてジューシーな甘み。

 

6年も熟成しているからか、なんだか全体的に柔らかくて穏やかで静かな印象です。

 

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なんだか、夕暮れの高原や高地にぽつんと佇んでいる山小屋のよう。

夕陽の温かさ、包容力を感じながらも、

熟成したヴィンテージだからでしょうか、暮れなずむ静けさが感じられます。

 

とても品が良くて、温かみを感じる素晴らしいピノビアンコ。

モーゼルのヴァイスブルグンダーが力強く、酸が高いのに反し、

アルトアディジェのはもっと穏やかで優しい印象がありました。

 

いかがでしたでしょうか?

アルト・アディジェのワインはまだまだレアな部類に入ると思います。

でも何かの機会に飲んでみてください!!

他のイタリアワインとは違う、上品で優しい美味しさがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シェリーの特徴をおさらいしてみた(VOL.1)

シェリ

みなさんはシェリ―を良く飲まれますか??

 

私は今までそんなに飲む機会がありませんでした。

 

シェリーというと、

なんだかいまいちどういうシチュエーションで飲めばいいか分からない・・・

そんな印象を持っていました。

 

しかし!!

 

ソムリエ試験やWSET試験では必ずシェリーやマデイラが出てきますね。

 

教本や問題集を解いていてもなんだかイマイチ種類の違いが分からない、頭に入ってこない・・・

酒精強化ワインはまさにテスト勉強における悩みの種でした。

 

今回は、それを払拭するために!!!

いくつかシェリーの種類を試してみました。

 

ちなみに、マデイラについては銀座のマデイラバーでお勉強しました(笑)

参考にしてください(笑)

corinth.hatenablog.com

 

今回飲んだシェリ

 

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【ルスタウ フィノ・ハラーナ】

            参考価格¥2365

 

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【ルスタウ リオ・ヴィエホ オロロソ】

            参考価格¥2500

 

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【ペール・クリーム イダルゴ】

            参考価格¥2200

 

 

*今回紹介するシェリーは一番初めのシェリー以外楽天で見つけることができませんでした。輸入会社は株式会社ユニオンリカーズです。 

 

 

シェリーの種類

シェリーとは、白ワインにブランデーを添加し、酒精強化した酒類のことです。

スペイン南部のアンダルシア地方で作られます。

地図で見るとこんな感じですね。

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このようにシェリーが造られる地方はスペインのめちゃくちゃ南端、アフリカに近いところに位置します。

 

シェリーを勉強するにあたって一番個人的にめんどくさいなと思うのが、種類

造り方や味わいでいくつものタイプに分かれています。

 

1)品種による違い!!!

まず、シェリーは品種によって味わいが変わることが重要な点です。

 

辛口ワイン=パロミノ

甘口ワイン=モスカテル、ペドロヒメネス

 

このようにまず品種によって辛口になるか、甘口になるか規定されます。

 

 

2)作り方、生産される地方による違い!!

その後、作られる地方造り方によってまた味わいとタイプが異なってきます。

下の表にあるようなタイプです。

 

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今回は、フィノとオロロソとクリームを飲んだので、

シェリー勉強会第一弾としてこの3つの特徴をおさらいしていきたいと思います。

 

フィノ

シェリーにはフィノタイプオロロソタイプという、大まかなタイプの違いがあります。

オロロソタイプは後で説明するとして、まずはフィノから!

 

フィノタイプとは=産膜酵母(フロール)が付いたタイプのシェリです。

産膜酵母とは酵母菌の一種で、空気が大好きです。

そのため、液体と空気が触れる表面に発生します。

 

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これにより、液体、すなわちシェリーは空気に触れない=酸化しないことになります。

同時に産膜酵母による独特の風味がシェリーにつきます。

 

味わいとしては極めて辛口で、色が薄いことが特徴。

 

今回飲んだ印象

印象としては、とっても辛口

あっさりしたテンプラやフリット、刺身、ツナにめちゃくちゃ合う!

 

香りは独特で、なんというか石灰??みたいなイメージのミネラルが感じられました。

 

オロロソ

次はオロロソタイプ。

オロロソは先ほど説明した産膜酵母=フロールが付きません!!!

 

すなわち、酸化しているのです。

 

そのためフィノとは異なり、酸化由来の醤油っぽい香りがします。

また色も琥珀色からマホガニー色と表現されるような濃い色になります。

 

色合いは図で示すとこんな感じ。

 

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ちなみにアルコール度数もオロロソの方が高いです。

 

アルコール度数

フィノ<オロロソ

 

 

今回飲んだ印象

印象としては、辛口だけれどフィノのようなシャープさはなく、豊潤でちょっと甘味が感じられる。

 

香りはクルミのようなナッツのふんだんな香り、

あとは、カカオやチョコレートのような芳醇な香り。

 

フィノがあっさり系の料理に合ったのに反し、オロロソはカニクリームコロッケなど香ばしい&クリーミーでコクがある料理にぴったりです。

 

フィノは単体で飲むよりも食事と合わせたい、そうじゃないとなんか物足りない印象でしたが、オロロソは単体で寝酒のように飲むことも可能です。

 

ペイル・クリーム

ペイル・クリームは甘口シェリの部類に属します。

フィノと濃縮甘口果汁をブレンドして作られます。

 

ちなみに・・・

甘口シェリ―というとクリームというタイプが有名ですが、

こちらは上で説明したオロロソとペドロヒメネス(甘口用の品種でしたね!)を混ぜて作ります。

 

ペイルクリームとクリームの違いはフィノとオロロソの違いとほとんど同じ。

色がクリームの方が濃く、

加えて産膜酵母に影響を受けているかいないかという違いがあります。

 

今回飲んだ印象

こちらは今までの2つと異なり、食事に合わせるというよりは、食後酒のように飲んでいました。

 

ナッツのふんだんな香りと大人な甘み。

寝酒として最高です(笑)

 

 

如何でしたでしょうか??

教本のみで勉強しようとするとなんだか難しいシェリー。

 

しかし、飲みながら整理していくと楽しいし、頭に入ってきます!

 

今回、シェリーこんなに買ってあまらないかね・・??

どうやって飲もうか・・・

 

と不安でしたが、普通のワインよりも様々なレンジの料理に無難に合います!

だから気づいたら瓶が空に・・・

 

なんて状態でした(笑)

楽天で購入できそうなのは一番初めのルスタウのフィノのみでしたが、

成城石井などのスーパーにいろんなシェリーが売っているので、是非試してみてください!

 

 

 

 

クレマン・ド・ロワールの特徴!

スパークリングが飲みたい

こんな風に思うこと、しばしばありませんか??

 

スパークリングワインを飲むと、落ち込んでいてもなんか気分が上がってくる、

食欲が湧いてくる、そんな経験ないでしょうか??

 

スパークリングワインで一番有名なものは、やはりシャンパンですね。

 

でも!!

ちょっと価格がね・・・って思っちゃったり(笑)

 

そんな時、スペインのカヴァやイタリアのフランチャコルタ、

フランスのクレマン・ド・何々、これらのスパークリングがとってもお得です!

 

というのも、これらはシャンパンと同じ製法、瓶内二次発酵で作られているんですね。

 

みなさん、質と価格を気になさるなら、是非これらのスパークリングを試してみてください!

 

クレマン・ド・ロワール

今回のワインはこちら!

【モンムソー】  参考価格¥1639

 

このスパークリング、実はあの有名漫画神の雫でも紹介されていました!

 

13巻で、雫クンが韓国料理に合うスパークリングを探していた時、

太陽ビール韓国支部のOLさんとスパークリングを開けまくった、あの中の一本です。

 

まず、ロワールの位置をチェックしましょう!

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ロワール地方とは、ロワール川流域の地域を指します。

といっても、ロワール川が1000㎞にも及ぶので、とっても広い地域です!

 

クレマン・ド・ロワールはそのロワール地方全域で作ることが可能ですが、

実際は、アンジュー・ソミュールやトゥーレーヌ地区で多く生産されているようです。

 

アンジュー・ソミュールやトゥーレーヌ地区の品種といえば、シュナンブランとカベルネフラン。

 

実際今回のスパークリングのセパージュも、シュナンブラン100%です。

 

品種の規定としては、

 

白ブドウ: シャルドネ、シュナンブラン、アルボワ

 

黒ブドウ: カベルネ・ソーヴィニョン、カベルネ・フランピノ

        ワール、ピノドニス、グロローノワール、グロローグリ

 

という品種で作ることと指定されているようです。

 

さらに、ブドウは全て手摘みで行うことが規定されています。

 

これほど厳しく規定されていて、かつ瓶内二次発酵でできているにもかかわらず、

これだけ安く飲めるのは素晴らしいですね!

 

味わい

 

泡は若干粗目ですが、それでもとても美味しい!!

この値段でこんなに美味しいの?!

リピ決定!!!

と一口で思いました!

 

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フレッシュなリンゴや洋ナシの味わい。

春や初夏をイメージさせるフレッシュさが特徴です。

 

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シュナンブラン100%だからか、普通のスパークリングと比較して若干甘みが感じられます。

それが女の子のような可愛らしさを演出しています。

 

このスパークリングワインはまさに、

春を迎えたお花畑で遊ぶ可愛い女の子という感じです!

 

フレッシュな果汁がふんだんに感じられ、明るくてとっても楽しくなる!

素晴らしいスパークリングです!!!!!

 

ちなみに、ある航空機のビジネスクラスにも採用されているようです。

 

ネットショップのみでなく、普通のスーパーでも売っているので、

(私はOKで購入しました。)ぜひ見つけたら試してみてください!!