若者のワインに対する印象!アンケート開票!
ワインの購買欲
突然ですが、、
みなさんはワインにどのような印象をお持ちでしょうか。
おそらくこんなワインブログを読んでくださるほどなので、
そこそこ良い印象をお持ちなのではないでしょうか。
しかし!
最近日本人、特に若者のワイン離れ、いや酒離れが指摘されますね。
実際のところどうなのでしょうか。
そんなにみんな酒を飲まないのでしょうか??
気になったので調査してみました!
使用した調査方法は、Survey Monkey。(無料アンケート作成サイト)
それでは結果を見ていきたいと思います!
アンケート内容
アンケートは以下のようなものを作成しました。
↓
質問は全部で10問あり、次のようです。
1、性別
2、年齢
3、酒類への耐性
4、ワインを飲む頻度
5、ワインに対するイメージ
6、購入しても良いと思うワインの値段の上限(自宅で飲むことを想定)
7、ワインを購入する頻度
8、ワインを購入する手段
9、ワインに関する既存知識
10、以下の文においてそうだと思うものをすべて選んでください。
⇒
アンケートの回収はインスタグラムやFacebookなどで行いました。
基本的にはワイン通やワインオタクではない普通の方にランダムにURLを送り、お答えていただいています。
結果
1.性別
性別は女性の回答が2倍ほど多くなりました。
2.年齢
回答者はやはり、SNSで拡散したためか20代の回答が多くなりました。
ということで今回の調査は図らずも若者のワインへの購入意欲を調査するものとなりました。
3.酒類への耐性
酒類への耐性が強い人、弱い人半々くらいいらっしゃるようですね。
若者の酒離れが最近指摘されますが、この結果からその原因は、若者が酒に弱いからというわけではないようです。
4.ワインを飲む頻度
この結果をみると、一年に数回ワインを飲むという方がほとんどだと分ります。
全く飲まない方+一年に数回でなんと64%も占められています。
どの様な機会にワインを飲むか今回は聞きませんでしたが、飲み会や特別なオケージョンで飲んでいるのではないかと推測できます。
5.ワインに対するイメージ
これはワインがマズい、飲んで頭痛が起きた、体調を崩したなど、さらにワインは高いという印象からワインのイメージがネガティブなのではないかと推測して作った設問です。
予想に反してワインにポジティブな印象を持つ方が多いようです。
つまりワインは無理→だから買わないというわけではないようですね。
ちなみにこれに関して最後の設問で興味深い結果が出ています。
6.購入しても良いと思うワインの値段の上限(自宅で飲む場合)
私はここを1000円以下と予測していました。
しかし予想は裏切られ、¥2000から¥3000円が最も多く、40%の方がこれに回答しています。
設問4で、飲む頻度を1年に数回と回答した方が多かったことを踏まえ、
やはりワインは特別なオケージョンに少し高めの物を購入するというスタイルで飲まれているのではないかと考えられます。
7.ワインを購入する頻度
こちらも購入したことの無い方、年に数回購入される方を合わせて75%になりました。
やはりワインは若い世代では馴染みのない飲み物であると言えます。
設問4と比べると、購入した頻度よりも飲む頻度の方が若干高いので、
すなわちこれは飲み会や飲み放題などでワインを飲んでいるのではないかと推測できます。
8.ワインを購入する手段
やはりスーパーで買う方が断トツで多い結果となりました。
スーパーにおいていあるワインはだいたいどこでも銘柄が共通するので、
若い人に限って言えば、みんな同じようなワインを飲んでいると言えるのではないでしょうか。
9. ワインに関する既存知識
こちらは予想通りの結果です。
実はほぼ同じアンケートを海外の方にも答えていただきました。
(結果は次の記事で紹介します)
海外版の結果だと、ワインに関して知識がある、または教えてもらったことがあると答えた人が断然多いのです。
ここから日本ではワインがまだ文化として定着していないことがはっきりと分かります。
1=資格あり、2=資格はないが豊富な知識がある)、3=一般的な人よりは知識がある
4=ワインに関する知識はない
10.以下の文において当てはまるものをすべて選んでください。
私の予想では、2、6が高くなると推測しました。
ワインは単価が高いですし、種類や産地が多く選ぶのも難しいからです。
しかし結果は、1,5に回答した方が最も多くなりました。
1は、ワインを芸術だと思う、5は、ワインについて機会があれば知識を増やしたいと思うです。
面白いのは、3が低く、すなわちワインを積極的に買おうとは思わないと思っているにもかかわらず、5が高く、ワインの知識を増やしたいと思っている点です。
これはどう解釈したらいいのか悩みます。
(1=ワインは音楽や絵画のように芸術の一つである、2=ワインはお金持ちの飲み物である、3=ワインを積極的に購入しようと思う、4=ワイン好きと言われるとどちらかというとネガティブな印象を受ける、5=ワインについて機会があれば知識を増やしたいと思う、6=ワインは近づきにくい、または扱いにくい商品だと思う)
考察
結果、ワインを買う頻度や飲む頻度は平均年に数回だということが分かりました。
つまり確かにワインは若者にあまり飲まれていないということです。
そして購入する場所(スーパー)、や飲む頻度が購入する頻度よりも高いことからワインといっても、おそらく飲み放題やスーパーで売られる安いワインを飲んでいるのだろうと推測できました。
若い世代間ではワインの単価の高さ、セレブなイメージ、とっつきにくさはあまり問題となっていないようでした。(設問10より)
積極的にワインを購入していこうとは思わないが、ワインを芸術だととらえる方も多く、機会があれば知識を増やしていきたいと思っていることも分かりました。
このことからワインの知識がないために、特にワインに対するイメージや実際ワインがどういうものなのか分かっておらず、興味もさほどないという状態にあるのではないかと推測しました。
若者のワイン購入欲を少しでも高めるには、ワインの知識を培えるような場を作り、ワインの魅力を伝えていくことがまず重要なのではないかと考えました。
同時に、若者が購入する場であるあるスーパーはワイン文化を日本に作っていくにはとても重要なキーを握る場であるように思えます。
海外ではスーパーにも質の良いワインがそろい、中にはマスターオブワインなどワインの専門家をコンサルタントとして雇っているところもあります。
日本のスーパーに安いけれど質が良い、様々なワインを導入することは、ワインの未来に重要なことなのではないでしょうか。
⇒⇒⇒ 次回、海外版アンケートも開票します!
面白いと思った方は★つけてくださいネ!! (>_<)