若者のワイン購買意欲を調査してみた!第2弾!!
ワインたくさん飲まれてますか??
みなさんはワインをよく飲まれますか??
このブログにリーチしてくださるほどなので、
相当飲んでいらっしゃるかと推測します(笑)
以前個人的に行った調査、「日本の若者はワインに対してどう思ってる??」
の第2弾!として、
「外国の若者はワインに対してどう思ってる??」
を今回調査しました!
前回の日本人の結果と比較して、その傾向を分析してみたいと思います♪
まだ第1弾をチェックしていない方ははこちらから!
☟
海外の若者のワインへの印象
予想:
私の印象として、ヨーロッパなど海外の方がワインが文化に根付いているイメージがあります。
そのため日本人の結果と比較して、より購入する機会、飲む機会、そしてワインに関して情報を得る機会が多いのではないかと推測しました。
もしこの仮説が検証されれば、日本もワインを文化に根付かせることでもっとワインが広まる可能性が検討されます。
そんな期待を胸に(笑)
今回の調査を始めました!
集計方法:
今回もSurvey Monkeyというアンケートサイトを使用して集計しました。
このアンケートはURLの形でランダムにSNS上に散布しました。
(私の知っているコミュニティがドイツ系の物が多かったので、ドイツ語圏の方の回答が多くなりました。)
回答してくださったのは、56名。前回の日本人の調査が64名です。
答えてもらった質問:
質問は全て10問あります。ほとんどが日本人に行った質問と同様です。
以下がその質問です。
1.年齢 (20代、30代、40代、50代、60代以上)
2.国籍 (自分で記入してもらった)
3.性別 (男・女)
4.どのくらいの頻度で飲むか
(全く飲まない・年に数回・月に数回・週に数回・毎日)
5.ワインに対するイメージ (ネガティブ・ポジティブ)
6.ワインに対してどれくらい支払えるか
(10ユーロ以下・10-20ユーロ・20-30ユーロ・30-50ユーロ・50ユーロ以上)
7.どのくらいの頻度でワインを購入するか
(購入したことはない・年に数回・月に数回・週に数回・それ以上)
8.どこでワインを購入しますか
(購入しない・ネットショップ・ワインショップ・スーパー)
9.どのくらいワインについての知識がありますか。知識を得る機会がありましたか。
(資格あり・資格はないが高度な知識を持つ・十分な知識を持つ・知識はない)
(知識を得る機会があった・知識を得る機会はなかった)
10.適当と思う文を選んでください
(ワインは芸術である・ワインは裕福な人の飲み物だ・機会があればもっとワイ
ンについて知りたい、知識を増やしたい・ワインが大好きと言われるとネガテ
ィブな印象を持つ・ワインを積極的に購入していきたい・ワインは難しい飲み
物だ)
結果:
1.年齢
今回の調査では20~30代の方が多い傾向でした。
第1弾の日本人の調査と同様に、若者の購買意欲の調査ということになりそうです。
2.国籍
上記したように、ドイツ語圏の方の回答が圧倒的に多い傾向です。
その他の中には、アメリカ人やエクアドル人、中国人などの国籍の方がいらっしゃいました。
3.性別
第1弾、日本人の調査の際は女性が圧倒的に多かったのですが、今回は男性もたくさん答えてくださりました。
よいデータが取れたと勝手に喜んでおります。(笑)
4.飲む頻度
年に数回という意見が圧倒的に多い傾向にありました。
下のグラフが日本人の調査のグラフです。
グラフの形は似ていますが、週に数回飲む方の割合が日本ではより多くなっています。
海外の方の方がワインを飲むイメージがあったのでこれは少し驚きです。
5.ワインに対する印象
ポジティブに捉えている方が大半でした。
嬉しいことですね。
これは日本人のグラフとほとんど同じ傾向を示しています。
6.ワインに出せる金額の上限
この結果は日本人の結果と全く異なりました。
ワインに出せる上限は10€以下という声が圧倒的でした。
10€というと、この記事を書いた日のレートでは1210円です。
1210円以下のワインでクオリティもそこそこのものなんて日本にはあまりないですよね。
その次に多かった10~20€も1210円から2420円の間ということで、日本人の感覚とは少し異なっています。
やはり海外の方が安く美味しいワインを手に入れられる環境にあるのでしょう。
7.購入頻度
購入頻度も日本と似たような結果になりました。
すなわち年に数回しか購入しないということです。
これは私としては予想外。
海外の方も意外にワインを買わないのですね。
日本では週に数回購入するという方がいませんでしたが、海外ではそうした回答も見られました。
8.購入手段
購入手段も日本の結果と同じ傾向になりました。
ほとんどの方がスーパーで購入しているようです。
*海外バージョンでコンビニを選択肢に入れなかったのは、コンビニがない国もあるからです。
8.知識の有無
これも日本と同じような結果になりました。
知識がないと答え方が大半ですが、十分な知識ありと答える方も2番目に多いです。
日本での調査の差異は項目に入れなかったのですが、今回、ワインを学ぶ機会があったかどうかも調査しました。
ここで学ぶ機会とは、学校や書籍、親から教わった経験を指します。
日本の調査で聞かなかったのは、日本の若者がワインを学ぶ機会がほとんどないと考えていたからです。
海外ではワインについて学ぶ機会があったと答える方が多い傾向にありました。
ワインが文化として生活に根付いているからなのでしょうか。
日本とは違う、興味深い結果です。
10.適当だと思う文章を選んでください
こちらも日本と変わらない傾向を示しましたが、
ワインを芸術だと思う人、そしてワインについてもっと知りたいと思う人が日本より多い結果となりました。
考察!!
私の予想では、日本人消費者と海外の消費者とで購買意欲に大きな違いが出るのではないかと考えていました。
しかし!!!
予想は裏切られ、両者とも同じような傾向にあることが分かりました。
1つだけ異なったのは、海外の方のほうがワインに対して払う金額が低いことです。
これはそもそもワインの値段が海外の方が圧倒的に安いからだと思われます。
今回の調査にはいくつか欠陥もありました。
たとえば、国籍を書いてもらいましたが、今現在住んでいる国が違う可能性が挙げられます。
また、日本人にもワインを勉強する機会があるかどうか質問すべきでした。
ワインに対する知識量が海外と日本とでそれほど変化がみられなかったからです。
さらにワインをどのようなシチュエーションで飲んでいるのかもさらに調査をすべきだと思います。
いかがでしたでしょうか??
一般の食卓により美味しくてクオリティの高いワインを供給するには、
やはりスーパーの存在が欠かせないようですね。
スーパーにおいてあるワインはだいたいどこでも変わらないように感じます。
そして決してクオリティが高いものだけでないと思います。
これからはスーパーに安くて美味しいワインをどんどん供給し、
豊かなワイン生活を送る人を増やす必要があると思いました!
最後に、アンケートに参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!!