夏にぴったりチャコリ(白)
チャコリ
チャコリはスペイン>バスク地方の伝統的なワイン。
微発泡でアルコール度数が低く、夏にぴったりの軽いワインです。
一般的には食前酒として提供されるよう。
エスカンシアールという独特な注ぎ方で有名ですね!
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私もチャレンジしましたが、絶対無理。
こうすることで、空気とよく触れれて美味しくなるそうです。あと、チャコリに特有の泡をよりたてる目的もあるそう。
バスクの中でもいろいろな地域があるそうですが、今回はゲタリア産のチャコリ。
この図では、小さい一番濃い緑がゲタリア。一番面積の広いモスグリーン色の地域はビスカヤ。黄緑(一番左)はアラバというそうです。
それぞれにちょっとした作り方の違いなんかがあるそうで、ゲタリアの特徴は、蔓棚方式で作る点。イメージとしては藤棚のように蔓が天蓋を作ってるかんじです。
チャコリの品種はオンダラビ・スリ。バスクの土着品種です。
今回のワインはグロ・マンサンも少し混ぜてありますが、オンダ・ラビスリが主流です。
特徴としては、淡い黄色をしていて、柑橘類や熟した果実の香りが挙げられます。
オンダラビ・スリに関連した黒ブドウとして、オンダラビ・ベルツァもあるそうです。
さて、今回のワイン…
今回のワインも以上に挙げたようなチャコリの特徴をしっかり表しています。
ちょっとシュワッとするかんじ。
グラスに注ぐと小さい小さい気泡が出てきます。
気泡が程よく舌を刺激して、暑い日の終わりにスッキリ気分を変えてくれます。
やはり黄色いちょっと熟した感じの果物、濃い味の柑橘系の印象を与えます。
マリアージュ♪
でも!チャコリはやっぱりあまり考えすぎず楽しくグビグビ飲むもんですよね!
シーフードに合う、現地ではピンチョスに合わせるなど言われています。
今回私が試したのは、アンチョビとツナ。
どちらもバスク地方で有名?というか、バスクで良く食される食材です。
これを適当なクラッカーに乗せて食べるとめちゃくちゃチャコリに合います!!!
ツナはオリーブオイル、塩、ブラックペッパー、セージなどのハーブ(清涼感を与えるため)を適当に加えて混ぜます。
これでツナペーストのできあがりです!
これもめちゃくちゃあう!
簡単にできるし、食前のピンチョス、軽食として如何でしょうか?
パーティーやBBQなんかも盛り上がりそうです!
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