イーデンバレー;【スッキリ辛口リースリング】
オーストラリアワイン
オーストラリアはいろんな地域があって、しかも地域によって得意な品種が違っていて、とても興味深いですよね。
先日通りがかりにイーデンバレーのリースリングを発見してしまいました!
一番最近テイスティングした白ワインがアメリカ(ニューヨーク州)のリースリングだったので、
ニューワールドのリースリング飲み比べをしてみたいなと思い購入。
美味しかったのでレポートしていきます♪
イーデンバレー
イーデンバレーは冷涼な気候が特徴。
その気候を生かしたリースリングの生産が有名です。
南オーストラリアに位置し、バロッサバレーのお隣です。
土壌は砂質土壌。
リースリングは砂質粘土土壌と相性がいいと言われているので、ここは最適だと言えます!
オーストラリアでリースリングというと、クレアバレーも有名ですよね。
イーデンバレーとクレアバレーで二大産地と言われています。
私が飲んだイメージではこの2つ割と違う特徴を持っています。
(地理的には近いのに!!)
クレアバレーの特徴はここで紹介していますが、
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イーデンバレーの方がよりスッキリした印象があります。
もちろん、作り手によって味が変わっていくので今後もいろいろと飲んでいきたいと思っています。
特徴は?
特徴はずばりフレッシュさ!
キリッと切れ味の効いたシトラスの風味がとても良いです。
ドイツのふくよかな、果実味あふれる味わいとは全然違う特徴でおもしろいです。
ライムやレモンのキリっとした感じとぺトロールの鉱物的なアロマがしっかり感じられます。
ミネラルも感じられて、このジメジメした季節にはぴったりなように感じます。
ニューワールド飲み比べの結果!
ニューヨーク州のリースリングはぺトロール香、鉱物のニュアンスが非常によく感じられる超辛口フレッシュなワインでした。
また、シトラスな清涼感も特徴的。
これらの特徴はどちらにも共通する点だと思います。
ニューヨーク州はアメリカ大陸の中でも大分北に位置するので、冷涼な気候という点ではイーデンバレーと共通していると言えるかもしれません。
一方で、地理的には圧倒的に近いはずのクレアバレーは全く違う特徴を持っていました。
高い酸は共通していますが、もっとトロピカルで厚みがあるイメージ。
グラフはこんな感じ。
☟
実は土壌が少し違うんですね。
しかし上にも書いたように、作り手の違いという可能性があるので、今後もいろいろと飲んで学んでいきたいと思います。
もちろんこちらでレポートもしてくので!
こうご期待を!
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