二日酔いには○○○!
二日酔い・・・
酒のみの皆さんなら必ず経験したことがあるであろう二日酔い。
金曜日にストレスで暴飲⇒次の日死んだように動けない⇒週末がすぎていく・・・
というあまりにも悲惨な結果になりかねません。
私は何度も経験がありまして、、
そのたびに「酒なんか一生飲むものか!!!」と固く決意をするのです。
しかし、2日経ち、3日経ち、、、
気づくとビールを開けて豪快に飲んでいる自分がいるのでした(笑)
ここで考えたのです!
どんなに二日酔いを経験しても酒は辞められない。
ならば、二日酔い対策を万全に整えておけばいいのだと。
皆さまはどのような対策・対処をなさっていますか??
個人的に非常に興味があります。
私はこれまでいろいろと試してきました。
以下にこれまでの経緯をまとめたいと思います。
試行1:ヘパリーゼ
飲み会に行くと決まった際、すぐにコンビニに駆け付けヘパリーゼを購入、
腰に手を当て一気にあおります。
お値段なんと高いもので¥500近くします。
味わいが良く飲みやすいものの、効果があるか結局分からずじまいでした…
きっと何もしないよりはマシなんだろうな~程度で気休めに飲んでいます。
(※個人的な意見です)
試行2:水を摂取する
飲み会の際にチェイサーをすること。
これめちゃくちゃ大事ですよね。
ただ私は大の水道水嫌いなのです。
カルキの匂いがどうしても気になるので口までコップを持っていくのも嫌。
私にはあまり向いていない方策のようです。
試行3:ソルマック
これは飲み会が終わり、次の日もう無理、、動けません
となったときに這ってでも買いに行く最終手段。
味に関しては非常にマズイです。
ただ、私史上一番酷い二日酔いに苦しんだ際、これを飲んで若干回復した経験があるので苦しいときのソルマック頼りということで買いに行きます。
ただし上にも書いたように若干回復する程度で完全に復活!!するわけではありません。
(※個人の経験です)
本気で効く二日酔い対策!!!
私が今まで試した中で一番効くのが、これを作り、食すこと。
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スパイスカレーです!
いわゆるタイカレーやインドカレーのようなものを自分でスパイスから作るのですが、
そんなん難しいでしょ!?無理だわwって思われた方、
めちゃくちゃ簡単、しかも作りながら二日酔いが解消されるので是非是非試して下さい!!
スパイスカレーのつくり方
材料:
●トマト缶
●お好きなスパイス(ターメリックすなわちウコンは入れた方がいい)
⇒私の場合は以下。ターメリック、コリアンダー、ガラムマサラ、クミン、パプリカ、ブラックペッパー、生姜のすったやつ
●必要であればコンソメキューブ
●好きな具材
⇒私の場合はツナ、炒めた玉ねぎ
●ごはん(タイ米がオススメです!!!)
手順:
1)辛いものがお好きな方はまず生姜をすります。
そして玉ねぎを細かく切って炒める。玉ねぎがしんなりしてきたら、
すった生姜とスパイスを好きなだけ適当に入れる。
2)スパイス達が玉ねぎによくなじんだら、トマト缶をぶち込む。
3)そのまま煮て、時々味見をし、塩味が足りなければ足す。
4)ご飯にのっけて完成!
なぜスパイスカレーがいいか
正直私も分かりません。
ただ私には非常に効きます。
おそらくターメリック(すなわちウコン)がアルコール分解に良いからでしょう。
ウコンのクルクミンとかいう成分が胆汁の生成を促し、アルコール分解を助けてくれるのだそうです。
検索してみると「二日酔いにはカレー」というような記事が多々出てきます。
カレーは刺激物なので胃が非常事態な時に食べるの!?って思いますよね。
こんな刺激物が効くなんて非常に意外です。
ところで、
このブログで私が主張したいのは、
自分で作って食べろ!!!
ということ。
これは、私もビックリしたのですが、カレーを作りながらスパイスの香りを嗅いでいるうちに胃のムカムカが落ち着いてきて非常に楽になってきたからです。
胃がムカムカしている時にインドカレー屋に行ってカレー食べたいななんて思わないですよね。
自分でスパイスの香りを嗅ぎながら作業しているうちになぜか胃が落ち着いて食事ができる状態になるのです!
きっとみなさん半信半疑だと思いますが、
是非是非試してみてください!
私はこれで二日酔いが撃退されただけでなく、周りからも「こんなおいしいカレー作れるなんてすごい!」「もう店行かなくていいじゃん!?」と料理の腕を絶賛され精神的にもプラス効果がありました(笑)
スパイスカレーを作るのは簡単です!
是非騙されたと思って試してみてください!
ちなみに…
いちからつくるのはねえ、、 と思われる方。
お気持ち察します。
私も始めは絶対こんなんまずいだろと思いながら実験するみたいに適当に作っていました。
そんな方にはスーパーやカルディで売っているインドカレーや、タイカレーの元を
使用し、それにターメリックやそのほか自分がいいなこの香り!と思うスパイスを混ぜていけばいいのです。
そうこうしているうちにカレー作りの沼にはまってしまうかもしれませんね!
お試しあれ!
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面白ワイン! 【リオハ・ブランコ】
リオハといえば、、、
リオハワインといえば、
樽の効いた赤ワインを連想される方がほとんどではないでしょうか??
樽由来の甘いバニラの香り、重みのある凝縮した果実味・・・
飲みごたえのあるワインが好きな方にはピッタリのワイン!
しかし、リオハではロゼや白ワインも生産されています。
あまり店では見かけませんが、このリオハ・ブランコが実はとっても特徴的で面白いのです。
どんな作り方をされているのか非常に気になったので調べてみました!
リオハ・ブランコとの出会い
初めて出会ったリオハ・ブランコ。
まさに驚きの連続でした。
初めて飲んだのは、とあるブラインドテイスティングセミナーに参加した時。
香りを嗅ぐと酸化熟成したような独特な香り。口に含むとあっさりドライだけど妙に塩味を感じる。
何じゃこりゃ?!
まったく何かわからずパニック状態に(笑)
答を聞いてびっくりしました。リオハの白ワインだったなんて。
リオハといえば赤ワイン。
白ワインなんて飲んだことがなかったという驚き、
こんな酸化熟成の香りのする白ワインが存在することへの驚き、、
ワインって面白い!!!
という気持ちを再度掻き立ててくれた瞬間でした。
リオハ・ブランコとは
リオハ・ブランコは主にヴィウラという白ブドウから作られるリオハの白ワイン。
ヴィウラとは…
若飲み用にも熟成用にも使える万能高級品種!ワインに骨格を与え、かすかな苦み、豊潤な芳香が特徴。
土壌によってはシトラスのようなニュアンスや花のアロマ、ミネラルが強く出る場合もある。
19世紀のフィロキセラ以降に積極的に導入されるようになったこの品種。
酸化に耐えうる類まれな特徴を持っているため、長期熟成を目的とした造りをする生産者がいるほど。
(※この画像はヴィウラではありません)
リオハ・ブランコ非常にレアでリオハで造られるワインのたったの1割を占めるのみです。
しかし!
造りによっては白ワインにもかかわらず10年程度熟成することが可能で、
非常に独特なワインだと言えます。
フレッシュスタイル
リオハ・ブランコには2つのスタイルがあります。
フレッシュスタイルと、熟成スタイルです。
フレッシュスタイルは長くても7-15年熟成する造りになっています。
アロマは、レモンや柑橘のピール。チョークのようなミネラルな感じや細くてキリっとしたイメージを与える場合もあります。
口に含むと、非常にドライでキレがある印象。果実味が感じられ、その後アフターにはミネラル感や舌を刺激するような酸が感じられます。
熟成スタイル
アロマは加熱したパイナップルや加熱したはちみつ、ヘーゼルナッツやウィスキーのようなニュアンスが感じられます。
フレッシュスタイルよりも重厚で加熱を感じる独特なアロマがあるということですね。
口に含むと辛口で、やはりアロマと同じようなナッティーなニュアンス、レモンカード(レモンにバターや卵を加えて作られるスプレッドの事。ジャムよりももっと濃厚!)
が感じられます。
余韻にはオイリーなミネラル感があり、塩味、唾液が思わず湧き出てくるような豊かな酸味が感じられます。
私が今回飲んだのはフレッシュスタイル。
印象としては、
まず第一にレモンのようなキレのある酸、ドライで媚びない口当たりが特徴的。
そしてシェリーよりは控えめな酸化熟成による何となくノスタルジーな雰囲気に浸り、
最後の非常に潔いドライな余韻に旨味を引き立てる塩味がたまらない。
こんなにも印象深いワイン、久しぶりに出会ったよ!!
と感動しながら飲みふけっておりました。
リオハ・ワインは他のワインと違いどこにでも置いてあるわけではないと思いますが、
出会った際は是非試してみてください!
今までの白ワインの世界を覆してくれるでしょう!
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お鍋にピッタリ! 日本ワイン
今週のお題「鍋」
お鍋の時期到来!!
最近取っても寒くなってきましたね、、
みなさんは寒くなるとどんなものが食べたくなりますか??
カレー、シチュー、焼き芋、などなど
いろいろありますが、、、
私はこの時期鍋がとっても食べたくなります!
家にお一人様用鍋があるくらいです(笑)
そんなお鍋にはもちろんビールを合わせてきていたのですが、
今回、めちゃくちゃ合うワイン見つけちゃいました!
それも赤ワイン!
是非皆さんも試してみてくださいね!
シャトーメルシャン藍茜
<写真>
■品種:メルロー主体,マスカットベーリーA
エチケットには和紙が使用されていて外国の方にもウケそうですね。
コロナ中は難しいですが、外国の友達のお土産や、来日した際のおもてなしにしようしてみたいです。
私はスーパーマーケットOKで購入しましたが、1370円程度で売っておりました。
日本ワインとしては手ごろな価格に入るのではないでしょうか。
シャトーメルシャンといえば、先日テレビ東京でイタリアワイン&フランスワインVS.日本ワインとして出ていましたね!
このワインは登場しませんでしたが、同じシリーズである萌黄(甲州種)は
ブラインドテイスティングで海外ウケが良かったようです。
アロマと味わい
まずは香りから。
ボジョレーヌーヴォーのような可愛げのあるイチゴや小粒の赤いベリーの香りがします。
なんとも小ぶりで可憐で可愛らしい。
やはりマスカットベーリーAらしいガメイに似たキャンディぽい香りが感じられます。
また、メルロー主体ということで、赤系ベリーの滑らかなアロマも感じられます。
加えて日本ワインらしいちょっと土臭いニュアンス。
なんだか長野県辺りの森で散歩していて、可愛い野イチゴや実を発見したような感じ。
確かに地味で華やかではないけど、何かいいものを発見したような小さな喜びを感じられる。そんな素敵なワインです。
味わいのチャートはこんな感じ。
このワインの良さはやはりそのバランスの良さ!にあると思います。
ミディアムボディで、味わいもチャーミングすぎることなく、また濃厚すぎることもなくよい中庸さを保っていると思います。
味わい:
やはり香りと同様に味わいにもイチゴやラズベリーのような赤系果実、少し土っぽい独特な味わいが感じられます。
メルロー主体なのでボディはミディアム。
アルコール感や重厚感を楽しむというよりは、飲みやすさ、可愛らしさを楽しむ感じです。
タンニンが舌に絡みつくなんてことはなく、スムーズなテクスチャーです。
口当たり、テクスチャーでいうと、カジュアル(低価格)なピノノワールやサンジョヴェーゼやテンプラリーニョのような感じ。非常に飲みやすく、デイリー&カジュアルな感じがします。
日本ワインは独特な味わいやアロマがあり、苦手、無理だわって方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私も実は特にマスカットベーリーAに苦手意識がありました。
このワインはすべての意味でバランスが良く、そんな感覚を払拭してくれる素晴らしさを持っています!!
マリアージュ
冒頭でも紹介したように鍋にめちゃくちゃ合う!
やっぱり寒い日にはあったかーい鍋!
鍋食べた後は〆のラーメン!
私のお気に入り鍋はこちら
↓
これに藍茜が合うんです!
マスカットベーリーAの
それが味噌味にとてもよく合いました。
お出しのコクを良く引き出してくれます。
ビールなんかと食べるよりずっと美味しいじゃん!!!
具材は鳥のつくね、白菜とネギ、豆腐にラーメンです。
私はつくねに柚子胡椒をつけるのですが、このピリッとした辛さにも問題なくマッチ。
ついつい食べ過ぎてしまう鍋がワインのお陰で(いや、ワインのせいで、、)もっと進んでしまい、布団に入るころにはお腹が妊婦状態間違いなし!
個人的にも試していただきたいですし、もしお店をやってらっしゃる方がいたら是非お店でも試していただきたい!
そんな自慢のマリアージュが見つかってもう満足です^^
その他マリアージュ
鍋だけでなく、いろんなものに合うようですよ!
シャトーメルシャンのHPでは以下のようなマリアージュをお勧めしているようです。
みりんやしょうゆを使った家庭料理、地鶏の照り焼きや豚肉の生姜焼きなどとの相性は抜群。
やはり日本料理にバッチリ合うようですね!
みなさんもぜひ試してみてください!!
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高畠ワイナリーのスパークリング!
またまた日本ワイン
以前の日本ワインスパークリングに続き、またまた日本ワインの紹介です!
この前のワインが気に入ってしまい、なんだか日本ワインをもっともっと
開拓したくなってしまいました!
今回のワイナリーは…
高畠ワイナリー
高畠ワイナリーは日本のワイナリーの中でも、大分有名な部類なのではないでしょうか。
神の雫39巻にも登場し、そのナイトハーベストという独特な栽培法が取り上げられていました。
位置を地図で確認してみましょう。
☟
山形県といっても、宮城県や福島県にも近い位置にあるようです。
高畠といえば、山形ワインを代表する産地ですね。
ソムリエ教本にも載っています!
もちろん試験にも出るみたいです(笑)
実は山形は東北ナンバーワンのワイン産地なのです!
昼夜の寒暖差や秋に降水量が少ないことが、ブドウの育成に適しているようです。
有名な品種としては
が挙げられます。
今回紹介するワインの品種はシャルドネ。
マスカットベーリーA など日本の品種も作っていますが、シャルドネやメルロ、ピノノワール、カベルネソーヴィニヨンなどの国際品種も栽培しているようです。
今回のワイン
【嘉 スパークリング・シャルドネ】
(参考価格)¥1878
辛口で、とてもすっきりとした味わいに仕立てられています。
前回の甲州スパークリングと同様に、フレッシュさ、淡麗さが特徴的なワインでした。
しかし甲州スパークリよりはもう少し果実味がある印象です。
白いお花のイメージ。
シャルドネだけれど、日本ワインに特徴的な吟醸香が感じられる。
なんだか可憐で、奥ゆかしい印象。
自己主張の少ない、大人しいけどスッキリ、シャープな感じ。
海外のシャルドネはいい意味で自己主張が強めなイメージがありますが、
このシャルドネはなんだか少し違います。
なんというか、いわゆる日本人と西欧人の違いに表れるような個性の違い??がワインにも表れています。
面白いですね(笑)
感想を言い忘れていましたが、とっても美味しかったです!
泡がとてもきれいで、心地よい。
シャルドネの特徴が奇麗に出ている。
前回に続き、こんなに素晴らしいスパークリングが日本にあるんだ!!!
と驚きつつ、嬉しかったです!
合わせた料理
合わせた料理は、特に何も考えていなかったのですが(笑)
適当で申し訳ないですが、日本の食卓に上がってるものには本当になんにでも合います!
すっきりしていて控えめななんにでも寄り添ってくれるようなスパークリングだったので、夕食のどんな副菜にも合いました!
なんだか日本酒みたいな立ち位置で、(日本酒には詳しくないですが・・)
和食にはなんにでも合いそうです。
みなさんも是非試してみてくださいね!
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可愛らしいクレマン・ダルザス!マルク・テンペ
おうち飲み
緊急事態宣言が出てから、2・3週間がたちましたね!
皆さまはどのようにお過ごしでしょうか??
私は酒好きなので、一カ月も飲み会がないのはかなり苦痛です…
そんなわけで、最近はおうち飲みを充実させようと奮発しています(笑)
いろんなワインを買っては仕事後の楽しみとして飲んでいます(笑)
正直飲むこと、食べること以外楽しみないですよね??
ということで、今回はおうち飲みを少しでもパッと明るくしてくれる、
そんなワインを紹介します!!
クレマン・ダルザス
【クレマン・ダルザス ブリュット NV】
参考価格:¥2563
今回紹介するのは、クレマン・ダルザス!
美味しいスパークリングを飲むとやっぱり気持ちが明るくなりますよね!!
クレマン・ダルザスとは、フランス、アルザス地方で作られるクレマンのこと。
クレマンとはシャンパーニュと同じ製法で作られるスパークリングで、
そのため、泡はただのスパークリングよりも奇麗で滑らか、
そしてワイン自体により複雑があります。
しかもシャンパンよりもお買い得な値段で購入できる!!
なので「クレマン・何々」というスパークリングは非常にお買い得な商品なのです!
クレマンはアルザスだけでなく、様々な地域で作られています。
例えば、クレマン・ド・ブルゴーニュ、クレマン・ド・ジュラ、クレマン・ド・リムーなどなど。
その中でもクレマン・ダルザスは品種がとっても特徴的!!
このように、アルザスはドイツとフランスの国境に位置します。
そのため、ブドウ品種はとてもドイツに影響されています。
クレマン・ダルザスは主に、ピノ・ブランで作られ、その他にもリースリングやピノグリなどなど様々な品種から造られます。
リースリングはともかく、ピノ・オーセロワとはどんな品種なのでしょうか??
ピノ・オーセロワ
ピノ・オーセロワはオーセロワのシノニムです。
主に、アルザス・ドイツ・ルクセンブルクなどで栽培されている早熟な品種です。
味わいはピノ・ブランと類似した点が見られますが、これよりももっとリッチなアロマを持つことが多いようです。
酸が少なく、丸みのある味わいが特徴です。
ちなみに、マルベック(黒ブドウ)もオーセロワと呼ばれますが、それとは全く関係ありません!
味わい
まず一番の特徴は、フレッシュなリンゴのアロマ!!
リンゴジュースやリンゴの蜜を思わせる、可憐な味わいです。
酸もとてもきれいでフレッシュ。
リンゴ以外にはフレッシュな梨や、フレッシュな白桃を思わせるニュアンスがあります。
総じて春や初夏を思わせるフレッシュさが特徴で、この時期にぴったり!
本当に可愛らしい!可憐!
という感じ。
何となく、島崎藤村の「初恋」の詩を思い出します。
実は、ボトルのエチケットもハートマークがたくさん散りばめられています。
もうとっくに過ぎ去りましたが、バレンタインにもいいかもしれませんね!!
とっても飲みやすくて、フレッシュな辛口スパークリングなのでどんな料理にも合います!
家のみにぴったりじゃありませんか?!
是非お試しください!
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NZワイナリー旅行記 【セントラルオタゴ①】
セントラルオタゴ
今回はピノ・ノワールの聖地、セントラルオタゴ!
クイーンズタウンからほど近いところにたくさんの優良ワイナリーが存在します。
以前紹介したように、セントラルオタゴはその気候がとても特徴的。
NZは基本的に海洋性気候なのですが、こちらは大陸性気候です。
ブルゴーニュと同じ大陸性気候に属しており、
気温の年較差と日中差が大きく、
夏の気温は34℃にも上りますが、それでも夜には10℃に下がります。
こうした温度差から、しっかり熟しているが、酸のあるピノが出来上がります。
その他の特徴として、極度の乾燥があげられます。
降雨は冬場に限られていて、夏はほとんど雨は降りません。
こんな風景が広がっているのですが、これらはほとんどが極めて固いシスト土壌なんだそう。
車で走っていてもハゲ山ばかりで荒涼とした風景が広がっていました。
これは土に有機物が少ないからで、
この少ない有機物をさらに減らさないために、
農薬などを使用しない有機栽培やビオディナミが普及しています。
バノックバーンあたりを車で走っていると、
”Welcome to the land of desert ”(ようこそ、砂漠の国へ)
という看板がかかっていました。
セントラルオタゴはワイパラ辺りの牧草地帯と全く異なり、荒涼とした風景が広がっています。
フェルトン・ロード
セントラルオタゴのブドウ品種としては、7割がピノノワールなのだそう。
その他にもリースリングやシャルドネ、、、などなど様々な品種が育てられています。
このピノノワールを世界的に有名にしたのがワイナリー、
「フェルトン・ロード」。
今回はこのワイナリーを訪問しました。
フェルトンロードはセントラルオタゴの中でも、バノックバーンに位置します。
(畑は他の地域のも持っているようです。)
写真は畑の説明を受けている様子。
こちらのワイナリーではブロック1やブロック3などブロックごとに土壌やブドウが異なっています。
特にブロック5とブロック3のピノノワールは希少価値が高く、ほとんど市場に流通しないのだとか。
今回の旅行で沢山のワイナリーを訪れましたが、醸造所を見せてくれるワイナリーはほとんどありませんでした。
しかしここはテイスティングツアーの一環として醸造所も見せてくれます。
丁寧に説明していただき、質問もしやすかったです。
興味深かったのは、土地の斜面を利用し、重力を使った醸造を行っている点です。
英語だったので、正しく理解できているか不安ですが、
確か畑から重力を使いブドウ果汁にヘンな圧力をかけない手法で醸造所まで運んでいるのだとか。
一番初めに試飲した、バノックバーンのピノノワールに感動!!!
こんなに香りも味も奇麗で繊細で、パワフルなのに酸があり、タンニンも滑らかなワインだなんて!!!!!
こちらのワイナリーの初収穫は1997年ということで、
まだ20年も経っていない!若いワイナリーなのだそううなのですが、本当にそれが驚きなくらい素晴らしく完成されたワインでした。
ブルゴーニュワインで例えるとジュヴレシャンベルタンのような果実味と力強さを備えているのですが、それなのにタンニンの滑らかさと酸とで軽さとエレガントさが出ています。
最高です。
是非皆さんもセントラルオタゴに行く際はフェルトンロードに行ってみてください。
または日本で飲んでみてください!
NZワインがこんなに美味しいなんて!!!!!
と、驚きと感動で目を見開くことでしょう!
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NZワイナリー旅行記 【ワイパラ】
ワイパラ
ニュージーランドの地名って難しいものが多いですよね。
ソムリエ試験対策で、
マールボロとマーティンボロ、ワイパラとワイララパの違いが分からな過ぎて泣きそうになったことがあります(笑)
今回紹介するのはそのワイパラ。
(*前回紹介したのはワイララパ。)
ワイパラは南島に属し、クライストチャーチ付近に位置します。
クライストチャーチからは車で40分程度だったと思います。
(ワイナリーによって所要時間は変わります)
ワイパラはニュージーランドワイン全体の1%ほどしか生産量がありません。
しかしそれでも優良ワイナリーがたくさんあり、現在世界中から注目されています。
今回は、小山ワインズ(マウントフォードエステート)、ペガサスベイに参りました。
小山ワインズ
小山ワインズは神奈川県出身の日本人醸造家がつくったワイナリー。
ニュージーランドのリンカーン大学に在学中、マウントフォードエステートに入社したそうです。
現在は同じ1つの醸造所でマウントフォードエステートと小山ワインズの2銘柄を作っていらっしゃいます。
まずワイナリーを訪れて驚くのは、その美しさ。
こじんまりとしたワイナリーなのですが、素晴らしい眺めと素敵な建物に驚きます。
まずは小山さんから畑を紹介してもらいました。
ピノノワールなどの畑を見学し、時々試食します。
こちらのワイナリーでは日本人もたくさん働いています。
たまたま私が訪ねた日に収穫が始まったようで、かごに山と積まれたブドウがたくさんありました。
作業所を見せていただくと、ブドウ汁の㏗の確認を行っていらっしゃり、
なんとフレッシュブドウ汁を飲ませていただきました!
醸造に関してあまり詳しくないですが、見ていたところ、収穫したブドウを手で押しつぶしブドウ汁を作って、それを検査していました。
こちらはピノノワールのブドウ汁。
見ていただいて分かるように、とてもかわいいピンク色をしていて、飲んでみると
とっても甘い。
発酵中に糖度が変化することは知っていましたが、
こんな甘く可愛らしい味があんな複雑で大人なワインに変化するとは!!!
何とも驚きです!
今回NZワイナリーを訪れて気づいたのは、犬を飼っているワイナリーが多いこと!
後々別の旅行記で詳しく書きますが、WINE DOGという、ブドウを害獣から守る働きをしているそうです。
こちらのラブちゃんは、小山ワインズで働くある男性従業員のワンちゃん。
小山さんいわく、おバカでワインドッグに向いてないんだそうな(笑)
とても可愛らしくて、ご主人が仕事している横にぴったり付き添っていました(笑)
畑や醸造所を見せていただいた後、テイスティングを行いました。
この写真はピノノワール!
なんてすてきな素晴らしいルビー色なんでしょう!!!
ピジョンブラッドってこういう色なのかー!
と初めて納得しました。
マウントフォードエステートと小山ワインズ両方の銘柄を試飲させていただいたのですが、同じところでできているのにその特徴はとても異なっています。
マウントフォードエステートは樽を使ったしっかりめの特徴を持つのですが、
小山ワインズはもっと繊細で酸が高く、クールな印象がありました。
小山ワインズのワインに小山さんらしさ?が出ていたのがなんだかおもしろかったです。
ペガサスベイ
その次に訪れたのがペガサスベイ。
ペガサスベイというと、ワイパラでも最も有名なワイナリーの一つなのではないでしょうか。
ワイパラに最初にブドウを植樹したワイナリーの一つがペガサス・ベイです。
とても美しいワイナリーで、レストランもあるため観光として訪れる方も多いそうです。
こちらでは、オーナーファミリーの一人であるポール氏にテイスティングの説明をいただきました!
カジュアルなバー形式でのテイスティング。
話が盛り上がり、ライブラリーにも入れてもらいました!
その後、こちらでランチをいただいたのですが、牡蠣がとても美味しかったです!
是非クライストチャーチ近郊に行かれることがあれば寄ってみてください!
貴腐葡萄
小山ワインズやペガサスベイなどこの土地でで有名なのが、貴腐菌の付いたリースリング。
つまりドイツの甘口ワインのようなワインができるということです。
この貴腐菌は付く時と付かない時があり、ヴィンテージによりできたりできなかったりするそうです。
それにしても何故特に川沿いでもない地域で貴腐菌が付くのか不思議です。。
最後に、、、
ワイパラはクライストチャーチ付近であることからか、
今回訪ねた他の産地よりも華やいでいるように感じました。
特にペガサスベイは観光にもぴったりなので、クライストチャーチに行かれる際は是非訪ねてみてください!
次回はセントラルオタゴです。
今までの土壌の雰囲気とは全く異なる産地!!
とても面白い産地なのでぜひ次回も一読ください!